キノコと田舎遊び

日々のキノコ探索の記録として、その時々に見つけたキノコを記録していきます。

2026年10月3日富士山(山梨県)

富士山の山梨県側でキノコ探索を行ってきた。

クリフウセンタケ

林道の脇の辺りからも発生していた。大体はただただ引っこ抜いて捨てていく人が多いが、中にはしっかり食用と同定して採取していく人もしっかりいるようだ。

ベニテングタケ

良い感じの双子。イボもしっかり残っているため状態は非常に良いと言える。

マクキヌガサタケ

開いている個体を見つけたのは初。しかし傘の下の辺りでへし折れていたため、即興でなんとか引っ付けて撮影をした。

クロカワ

この日は比較的多く見つかったが、すべて虫に食われてふにゃふにゃになった個体が多かった。

キンチャワンタケ

群生して発生していた。

オオジョウゴタケ?

人生で一度は見てみたかったキノコの一つ。見た目はまさにカヤタケだが明らかにでかい。高さは20センチを優に越えていたと思う。しかし本種の情報は少なく、初見のキノコなので「?」を付けて掲載しておく。

もう一つ近くに良い感じの大きさの個体があったのでこちらも撮影。かなり大型のキノコだと思う。群生して発生していた。

傘の色はこんな感じだ。

 

今回の探索ではオオジョウゴタケ?を見つけたのが一番の発見だろう。まさに化け物カヤタケと言う感じの姿をしていた。富士山ではそのようなことは思わなかったが、帰りに立ち寄った樹海では、まるで晩秋~初冬のような林床をしていて、個人的に静岡県と山梨県は秋キノコのピークが悪い意味で無いのでは?と思ってしまう。

ちなみに今回撮影した写真だが、ほぼすべて無編集。自分は写真編集ソフトを持っていないので、フォトの編集という所から毎回編集しているのだが、自分のしたいことの大半が出来ず、大幅な妥協ばかりで編集のモチベーションがほぼ0の状態だ。特に部分補正機能を使いたいのに周辺減光で妥協しなければいけない点が一番ダメージになっている。なので妥協して編集した写真を投稿するならいっそのこと無編集で掲載しようと言う考えだ。

 

おまけ

ベニハナイグチ

立ち寄った樹海で発見。この他にもワタゲヌメリイグチ、ルリハツタケなどは見つけることが出来た。

2026年9月22日富士山(山梨県)

山梨県側の富士山の亜高山帯を探索してきた。

フジアザミ

最初は静岡木の子の会の師匠と静岡県側を探索する予定だったのだが、色々な都合が重なり、合流が厳しくなってしまった。そのため自分だけで集合場所の静岡県側のポイントを探索したがキノコが絶望的に少なく、爆速で見きりを付け山梨県側へ移動。本種は静岡県側で撮影した唯一の物。

ドクツルタケ

言わずと知れた猛毒キノコ。

クリフウセンタケ

しばらく歩くとなんだか肉厚でいかにも美味しそうなキノコを発見。この時自分はこんな生え方をしているのは絶対にオオツガタケだと信じていたが、後に木の子の会の師匠に相談してみるとクリフウセンタケとの答えが。確かに富士山にクリフウセンタケが発生すると言うのは聞いたことがある。発見当時はオオツガタケかキアブラシメジという2択しか考えていなかった。

双子。

引っこ抜かれて捨てられていた個体。写真では伝わらないかもしれないが、実物はかなりのサイズがあった。

ヤマドリタケ

去年は出会えなかったが、今年は発見でき嬉しい限り。この日は4本ほど見つけられた。

マツタケ

人生初の発見。近くにヤマドリタケがあり、そちらを撮影しようとしたところ発見した。

上記の写真を撮影した後、光が少し違う強さで入ってきたので再び撮影。以前、富士山で静岡木の子の会の探索会が行われたとき、ここの林は暗いからマツタケは出そうに無い(自分は十分に明るいと思っていた)。と言うことを聞いたが、今回の発見場所はガンガン光が当り、これでもかと言うぐらい明るい場所だったので、あぁ…こう言う事だったのか。と理解した。

 

今回の探索では、本当に早く静岡県側のポイントに爆速で見切りをつけたことが英断だったと言える。後に聞いた話しによると静岡県側のキノコは壊滅的だったようだ。キノコ探しには時に諦めも大事と言うことを知った1日だった。

おまけ 2026年9月27日静岡県袋井市

新規開拓を行ったのだが、どしゃ降りと蚊の猛攻でまともにキノコ撮影が出来ず唯一撮影出来た物だけをここに掲載する。

フモトニガイグチ

シロオニタケ

アカジコウ

この他にもヤシャイグチ、ベニイグチ、ニガイグチモドキ、クリイロイグチ、オオクロニガイグチ?、キイロイグチ、ヤマドリタケモドキ、アイタケの発生を遊歩道をさっと歩いただけで発見できたが、どれも撮影はとても出来なかった。今後もかなり期待ができるポイントと感じた。

 

2026年9月19日静岡県浜松市

前日時間が無くて探索出来なかったポイントを1日費やして探索してきた。

オオノウタケ

写真で伝わるか分からないが、あまりに巨大だった。サイズとしては胴回り61センチ、幅32センチの横長な個体だった。まるでオニフスベを彷彿とさせる。

キイロイグチ

本種は比較的どこでも見られるキノコだが、この個体達の状態はかなり良く、今まで撮ってきた本種の写真の中でも一番の出来映えだ。

テングタケダマシ

イボが立体的だと感じたのでモドキの方で掲載しておく。

アカヤマドリ

比較的写真を撮りやすい群生を発見。どこに行ってもこんな感じだった。

前日にも撮ったムラサキヤマドリタケとアカヤマドリのペア。

三つ子。

三つ子はどこに行っても当たり前にあるような感じだったが、8子は数ヵ所にしかなかった。感覚が麻痺しているが普段は双子でも十分に凄い。

アカヤマドリの群生を2カット撮影。中にはヤマドリタケモドキも混じっている。一体何本発生していたのだろうか…?しかし、残念ながらこの周辺に発生していた他のアカヤマドリやヤマドリタケモドキの群生は、キノコを破壊することに使命感を持つ人によって、林内や遊歩道に発生していた物全てがことごとく粉砕されていた。この写真のアカヤマドリ達も一部被害にあっている…。

ナカグロモリノカサ

驚きの群生。今年は良く見かけるがここまでの光景は人生初。

ムラサキヤマドリタケ

昨日も撮影していた個体。この場所には11本発生していた。

タマゴテングタケモドキ

綺麗な双子だ。

ミドリニガイグチ

本種も双子。

ベニイグチ

最初はひっくり返ったベニタケかと思ったが、まさかの基部が巨大な本種の幼菌だった。面白い形だと思う。本種も多く発生していた。

シロオニタケ

ふてぶてしい姿がなんとも愛らしい。

アンズタケ(広義)

ここまで群生した本種はかなり珍しい。

キタマゴタケ

先日見つけた個体が少しだけ成長していた。

オオワライタケ?

かなり小さかったが、おそらく本種ではないだろうか?クヌギの木に発生していた。

ヤマドリタケモドキ

6個まとまって発生していた。いつもなら感動する光景だがこの日では普通にこんな群生が見られた。

ニガイグチモドキ&ヤマドリタケモドキ

先日見つけていたこのペアも、成長した姿を見せてくれた。

 

3日間の探索では、一生分のアカヤマドリとヤマドリタケモドキを見たと思う。全部で何本発生していたのだろうか…?雰囲気的には夏キノコ全般が一気に爆発したと思われ、これから秋キノコシーズン突入という雰囲気がある。また、今回の探索では代表的な夏キノコは撮影しなかった物も含め、ほぼすべて見られたと思う。まさに「異常」な3日間だった。

 

 

 

2026年9月18日静岡県浜松市

前回の探索で回れなかった場所を探索してきた。

チチタケ

状態は悪いが、個人的に県西部では初の発見。

サザナミイグチ

本種も比較的多く発生していた。

ニガイグチの仲間

撮影当初はニガイグチモドキだと思ったが、写真を見返すと柄の様子が違う気がする。

ムラサキヤマドリタケ

まさかの発見。出会えるとは思ってもいなかった。一応去年この場所で本種かな?という引っこ抜かれて干からびていた個体は見つけていたが、こうやってしっかり発生している姿を見られて感動した。

ムラサキヤマドリタケ&アカヤマドリ

まさかのペア。夏キノコの主役同士がこうも一緒に発生してくれていると、なんだか感動で涙が出てくる。なんとも色鮮やかな事だ。

アカヤマドリ

まとまって大量に発生していた。大きな個体の傘の下に隠れて撮影出来なかった個体も合わせると、このカットの範囲の中に11本も発生していた。

 

今回の探索では、ムラサキヤマドリタケを発見できたことが一番の功績だろう。しかしあいにく時間がなく、一時間で帰らざるをえなくなってしまい、写真のクォリティが下がってしまったことが残念な限りである。

2026年9月17日静岡県浜松市

時間が取れたため、いつもの浜松市の里山を探索してきた。

ヤシャイグチ

すでにこのポイントに来るまでの道中にも大量のキノコが発生しているのが車からでも見えた。スタート地点もキノコがかなり多い印象。早速見つかったこの双子もなかなかに良い感じだ。

1本だけだったが状態はかなり良い。

キタマゴタケ

去年も発生していた場所に今年も発生していた。可愛らしい幼菌だ。

キアミアシイグチ

至るところで発生が確認できた。

ブドウニガイグチ

良い感じの双子。この個体の周辺には25本以上は発生していたと記憶している。

別の双子。

アシナガイグチ

例年なら珍しいこのキノコも、なぜか今年は常連客。

アカヤマドリ

この双子の周辺にも数個幼菌が発生していた。とにかくデカく派手な色合いのキノコなので遠くからでも見つけやすく見ていて楽しい。

伝説級の6子。歴代アカヤマドリの中でもここまでの兄弟は見たことがない。アカヤマドリ大ファンの自分としては、もはや崇めるべき存在だ。

別のカット。

ニガイグチモドキ&ヤマドリタケモドキ

アカヤマドリの6子と1、2位を争うほど発見時興奮したキノコ達。最高のペアだと思う。最初はニガイグチモドキ三本だと思っていたが、そのうち1本がヤマドリタケモドキと判明したときは鳥肌がたった。仲良さそうにしている。

セイタカイグチ

本種も比較的珍しいはずだが今年は多く見かける。

ヤマドリタケモドキ

本種は今回一番多く見かけたキノコだと思う。YouTuberでしか見たことがないような群生が大量にあり、道端に発生しているキノコはほぼ本種のような状況。まさに異常発生だった。状態が悪くかったり、全体を写せなかったりして撮っていなかったが、1ヵ所で15本以上生えている場所も少なくなかった。こんなことキノコライフで初めてだ。

一応これが全体像。

アンズタケ(広義)

本種も道端にたくさん発生していた。

今回探索してみての結果だが、まず間違いなく人生で最もヤマドリタケモドキ・アカヤマドリを見た日だと思う。ヤマドリタケモドキに限っては250本ほどは発生していただろう。とんでもない以外の言葉が出てこない1日だった。アカヤマドリも少し森を覗くと6個以上の群生が当たり前のような状況だった。今回写真を撮ったキノコの他にも、コテングタケモドキ、ススケヤマドリタケ、シロオニタケ、オオノウタケ、シワチャヤマイグチ等が発生していた。また、今回撮影した写真は試験的にかなり強く編集している。

 

 

2026年9月13日山梨県笛吹市

静岡木の子の会の探索会の2日目。

ムレオオフウセンタケ

前回も探索した山へ再び師匠に案内して頂けた。そのポイントに着くまでの道のりでも結構な数のキノコが見つかったため期待度Max。本種が見つかったら良いね。と皆で話していたが、この山に訪れていた内の1人が本当に本種を見つけたため撮影させてもらった。個人的に初の発見。本種に似たライラックフウセンタケも、どうしても見てみたいキノコの一つ。

ウスムラサキシメジ

このキノコも初発見。状態はかなり良い。

キホウキタケ

辺りに群生していた。

タマゴタケ

この日は比較的多く見られたが双子以上は少なかった。

ナカグロモリノカサ

この日一番多く見られたキノコだと思う。この日は近縁種のシロオオハラタケも多数見られた。

カラカサタケ

かなり大きな個体だった。超ローアングルで撮影。

イボセイヨウショウロ

キノコの同定会中に、小学生のお子さんが「トリュフあった~!」とニコニコしながら持って走ってきたので最初は別の地下生菌だろう。と思っていたがまさかの本物。それもかなりのサイズ。初めて実物を見たと思う。どうやら駐車場の脇に発生していたらしく、合計で10個ぐらいはあったと記憶している。普段は地下生菌があってもあまりテンションは上がらないが、本種はこの一年のキノコ探索の中で一番興奮したと思う。本人に発見経緯を聞いたら「シロアリを追いかけていたら見つけた」とのこと。はっきり言ってとんでもない豪運の持ち主だと感じた。ちなみに写真は採取後の個体を苔に埋めて撮影した物。

 

今回の探索ではキノコが思ったより多く見つかり非常に楽しい時間を過ごせた。特にイボセイヨウショウロの実物はとんでもないインパクトがあった。しかしキノコの本気はこれからだと思うので富士山のキノコ最盛期が楽しみだ。

 

2026年9月12日富士山(山梨県)

静岡木の子の会の探索会が山梨県で開催されたので参加してきた。

ヤマイグチ

いつも探索している場所が通行止めになっているらしく、別案として初めて訪れる場所にて探索を開始。スタート地点はかなり雑キノコが多く発生していてこの後も期待出来そう。と言う雰囲気が漂っていた。

アブラシメジモドキ

この日は他にも近縁種としてヌメリササタケも多く発生していた。雨が上がってすぐなのでヌメリが綺麗。

ウスタケ

ちょこんと木の下に発生している姿がなんとも愛らしい。

サクラシメジモドキ

この手の部類は初めて発見。なかなか静岡県西部から山梨県まで行かないのも原因だろう。また、今回撮影したこの写真はなぜかコントラストが非常に強く出ていて、編集で-40まで下げてはみたものの、あまり改善していないように見える。

ショウゲンジ

わりかし状態の良い双子だったのに、撮影時にレンズ全面のの確認を怠ったせいで水滴が付いているのに気づかず撮影してしまった。そのせいで水滴付きの残念な写真になってしまった。

 

この日は出だしこそはキノコの調子が良かったものの、標高を上げる事にどんどんキノコが減っていったという印象だ。また、今年は雨がたくさん降ったおかげで例年よりも少し早くピークが訪れそうな予感がする。